交通事故の怪我を整骨院などで治療していると、加害者・保険会社から打ち切りを打診されることがあります。打ち切りを打診された場合、交通事故治療を打ち切らなければならないのでしょうか。
交通事故治療の打ち切りを打診されたときの対処法を解説します。
■交通事故治療の打ち切りを打診されたら打ち切るべき？
加害者・保険会社から「そろそろ交通事故治療を打ち切って欲しい」などの打診を受けた場合、本当に交通事故治療を打ち切らなければならないのでしょうか？
結論から言うと、加害者・保険会社から交通事故治療の打ち切りを打診されても、本当に打ち切る必要はありません。
なぜなら、交通事故治療を打ち切るべきかどうかを判断するのは医師だからです。
交通事故の怪我の痛みがまだ続いている場合や、「まだ交通事故治療が必要である」と医師が判断している場合は、交通事故治療を打ち切る必要はありません。
つまり、加害者・保険会社が打ち切りを打診してきても、交通事故治療をやめる必要はないということです。
・加害者や保険会社から「そろそろ交通事故治療をやめてもいいのでは？」と言われた
・加害者や保険会社から「交通事故の治療費の支払いを終了します」という連絡があった
・加害者は保険会社から「交通事故の怪我はもう治っているのではないか」と文句をつけられた
このようなケースでも交通事故治療の要否を判断するのは医師です。
言葉通り、病院や整骨院での交通事故治療をすぐに打ち切りにする必要はありません。
■交通事故治療の打ち切りを打診されたときの対処法
加害者や保険会社から治療費を打ち切る旨の打診があると、「まだ痛いのにどうすればいいの？」と慌ててしまうかもしれません。
慌てる必要はありませんので、次のような方法で対処してください。
1.打ち切りについて担当医師に相談する
交通事故治療の打ち切りを判断するのはあくまで医師です。
医師が医学的に「交通事故治療の継続が必要」と判断すれば、打ち切る必要はありません。
まずは担当の医師に相談してください。
2.担当医師には状況をしっかり伝える
交通事故治療は交通事故で負った怪我・痛み・不調を改善するための治療です。
したがって、痛みや不調が続いている状況や、怪我が治っていない状況で打ち切っては意味がありません。
交通事故治療の打ち切りを判断するのは医師になります。
医師に相談する際は「まだ整骨院などで交通事故治療を継続したい」「痛みや不調が改善していない」など、状況や気持ちをしっかり伝えてください。
3.交通事故治療について弁護士に相談する
交通事故治療の治療費や賠償などで困ったことがあれば、弁護士への相談もおすすめします。
加害者や保険会社の対応に困っている場合も弁護士に相談することをおすすめします。
■最後に
当整骨院は交通事故治療に力を入れています。
交通事故治療では体の痛みや不調だけでなく、「加害者や保険会社の対応が」など、悩むことも多いのではないでしょうか。
交通事故治療の打ち切りなどを打診されると「もう整骨院には通えないの？」と慌ててしまうかもしれません。
お話ししたように、交通事故治療の打ち切りを打診されたからと言って、必ず打ち切る必要はありません。
対処法もありますので、痛みや不調が改善するまでしっかりと交通事故治療を受けてください。
交通事故治療のことなら、札幌の田中峻鍼灸整骨院にお任せください。
