交通事故のむち打ちは時間経過で症状が出てくる。
このような話を耳にしたことはありませんか?
むち打ちがどのくらいの時間経過で出てくるのか、症状が出るまでの期間を解説します。
むち打ちは時間経過で出てくる!症状が出るまでの期間
むち打ちは基本的に交通事故直後には出てきません。
痛みなどの症状が出てくるのは交通事故からある程度時間が経ってからです。
具体的にどのくらいの時間経過で出てくるかというと、これに関しては個人差がありますが、「数時間~数日くらい」が基本になっています。
特に多いのが「当日(交通事故から数時間経ってから)~翌日」に症状が出るケースです。
人によっては数日ほど経ってから痛みなどの諸症状が出てくることもあります。
むち打ちの症状はなぜ時間経過で出てくるのか?
むち打ちの症状がなぜ遅れて時間経過で出てくるかと言うと、これは「交通事故後の体や心」が関係していると言われています。
交通事故後は心も体も混乱している状態です。
体に痛みなどの症状があっても、交通事故の直後は気づきにくいという事情があります。
加えて、怪我のときに体の痛みが後から出てくることは、珍しいことではありません。
たとえば足を捻ったときなどに、「あまり痛くない」と思っていても、後からズキズキと辛い痛みが出てきて「思っていたより酷い怪我だった?」と驚いたような経験はありませんか?
怪我の場合、これはよくあるケースです。
むち打ちもこうした怪我と同じで、後から痛みが出てくることも珍しくないわけです。
時間経過で出てくるむち打ちの症状とは?
時間経過で出てくるむち打ちの症状には次のようなものがあります。
これらの症状は首以外に出ることもあります。
交通事故から数時間~数日くらいの時間経過でこれらの症状が出てきた場合は、交通事故によるむち打ちを疑った方がよいと言えるでしょう。
【時間経過で出てくるむち打ちの諸症状】
首の痛み、肩や背中の痛み、頭痛、吐き気、めまい、ふらつき、だるさ、慢性的な疲労感、腕や指先の痺れ、首やその周辺部分の動かしにくさ、不眠 など
また、よくある症状である痛みが出ても、その痛みが首以外の部位に出ることも少なくありません。
よくあるのは肩や背中など、首の周囲の部位です。
「首に痛みが出ていないからむち打ちではない」と考えるのは早計です。
首以外に痛みなどの症状が出ても、交通事故後はまずむち打ちを疑い、病院を早めに受診することをおすすめします。
最後に
むち打ちの症状は時間経過で出てきます。
そのため、交通事故直後は「むち打ちなど怪我はなかった」と勘違いすることがあります。
痛みが出ないことから病院や整骨院を受診しない方も少なくありません。
むち打ちは時間経過で痛みなどの諸症状が出てくることが多いので、「大丈夫」と考えず早めに病院を受診することが重要です。
整骨院はむち打ちの緩和治療を得意としていますので、病院を受診した後はぜひご相談ください。
お体の状態に合わせて施術で症状を緩和いたします。
時間経過によるむち打ちの治療なら、田中峻鍼灸整骨院にお任せください。